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むろの木歌碑
万葉詩人 『大伴旅人(おおとも の たびと)』 は、天平2年(730年)に大宰府長官の役目を解かれ、都にかえる途中に鞆の浦に立ち寄り、磯から海面に枝を広げているむろの木を見て、かつて大宰府に行くとき一緒であった妻を亡くした悲しみを歌に残して...
います。 『 我妹子(わぎもこ)が 見し鞆の浦の むろの木は とこ世にあれど 見し人ぞなき 』 この歌碑が福禅寺の南側、鞆の浦旅客船ターミナルの道路を挟んだ向かいに側に建てられています。
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