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山陰 ①やまなみ街道(尾道~松江)

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須賀神社

雲南市内にはヤマタノオロチ伝説で、オロチを退治したスサノオノミコトがクシナダヒメと結ばれ、この地に新居を構えたとされる「日本初之宮」の須賀神社があります。簸の川上に於いて八岐遠呂智(やまたのおろち)を退治した須佐之男命(すさのおのみこと)は...

、稲田姫と共にこの須賀の地に至り「吾が御心清々し」とおっしゃって宮造りをなさった。そのとき美しい雲の立ち昇るのを見て、 「八雲立つ 出雲八重垣 つまごみに 八重垣つくる その八重垣を」 と歌い、日本で始めての宮殿を作り、鎮まりました。これが古事記・日本書紀に記載されている「須賀宮(すがのみや)」であり、日本初之宮(にほんはつのみや)であり歌も日本で一番古い歌と言われており、この地が「和歌発祥の社」と呼ばれる由縁でもあります。また、この歌の中の「出雲」が出雲の国名の起元であり、「八雲立つ」は「出雲」の枕詞とされています。奥宮には、大小三つの巨岩の岩倉があり、その巨岩は須佐之男命と櫛稲田比売命、その御子神である八島野命の神霊が鎮まっておられます。それ故に、良縁結び、夫婦円満、子授けの御利益があるとされています。

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