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出雲市
出雲大社の玄関口として、ご縁のまち、縁結びのまちとして知られ、島根県内では2番目、山陰地方では松江市・鳥取市に次いで3番目に人口が多い市です。出雲平野を背景として古代から発展し、豊富な神話、遺跡や大量の出土品、古墳の種類の豊富さ等から、この...
地域に古くから栄えた大きな勢力があったことが窺え、日本神話においては出雲を舞台に、出雲大社や須佐神社の創建が語られるなど、朝廷から重視された地域でもあったとされています。 その後、承久3年(1221年)承久の乱の功により、鎌倉幕府御家人、佐々木義清が出雲・隠岐の二国を賜わり出雲に下向し、出雲国を本拠として土着した源氏の流れを汲む一族である出雲源氏の祖となり、出雲国神門郡塩冶郷(現 島根県出雲市)を本拠として発祥したとされています。 また、江戸時代には大部分が松江藩領でしたが、大社町の一部は幕府より認められた出雲大社領や日御碕神社領とされ、また佐田町の一部は平安時代から続く京都・石清水八幡宮領とされるなど、幕府との繋がりが強かった地域とされています。 市制関連としては、昭和16年(1941年)2月11日に、簸川郡今市町・古志村・高松村・高浜村・四纏村・川跡村・大津村・塩冶村・鳶巣村が合併して出雲町が発足し、同11月3日 に市制施行されて出雲市となり、県下では浜田市に次ぎ3番目の市となりました。
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