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福山城
福山市の基となった『福山城』は元和5年(1619年)大和郡山から転封されて来た、備後国福山藩初代藩主、水野勝成が三年の期間で城を完成させたとされています。 西日本有力の岡山の池田、広島の浅野、萩の毛利など西国外様大名に対する西国の鎮衛とし...
てにらみをきかせるために、当時、五重の天守を中心として本丸御殿や月見櫓、伏見櫓など偉容を誇る姿でした。この伏見櫓は、京都の伏見城の遺構を復元し移築したとも云われています。 福山城は正式には、鉄覆山(敵追山)朱雀院久松城(てっぷくざん(てきおいざん)すざくいんひさまつじょう)といい別名、葦陽城(いようじょう)とも呼ばれ、天守閣には「あすなろ」の木を使用しているところから「あすなろの城」と呼ばれることもありました。 現在は一帯が公園として整備され、福山城天守閣は福山城博物館として運営され、福山城関連の甲冑、武具、家紋入り瓦、福山城模型など多くの資料が展示されています。 また、福山駅のロータリーには当時の外堀に作られた舟入や二重櫓台の遺構が残されています。
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