1ニコニコ観光

福山 ②鞆の浦周辺

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力石

かつてこの鞆の浦には、船積荷物の陸揚げや積み込みなどに従事する多くの沖仲仕(おきなかせ)が働いていました。 重たい荷物を肩に担ぎ積み荷を運んだ力自慢の仲仕達は、祭礼の場などで、力石を使ってその力と技を競い合い、競い合った後は名前を入れて神...

社に奉納もされました。奉納され残っている力石は沼名前神社に20個、住吉神社に3個あります。すべて花崗岩製で楕円状を呈し、重さは61貫(230kg)から32貫(118kg)と様々で、石には重さと奉納者名などが刻まれています。そのうち、製作年代の分かるものは5個あり、天保15年(1844年)から安政5年(1858年)までの年号が刻まれています。

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