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静観寺
鞆の浦で最も古い古刹で、平安時代の大同元年（西暦806年）に伝教大師最澄によって天台宗として創建されましたが、室町時代の延慶元年（１３０８年）に臨済宗の寺院に転宗しました。室町幕府最後の将軍、足利義昭公が鞆の浦入りした時には、長州藩主毛利輝...
元公が、静観寺に陣を構え迎えたと言われており、江戸時代には朝鮮通信使の常宿でもあったと伝えられています。しかし、創建からの長き間に５度もの火災に見舞われたという記録が残されており、数々の貴重寺宝が焼失の憂き目に合ったという経緯があります。
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