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福山 ②鞆の浦周辺

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対仙酔楼(豪商大坂屋)跡

江戸時代の豪商大阪屋の邸宅で、木造2階建ての門楼であり、1階と2階にそれぞれ三部屋あります。正面に仙酔島と海を望み、客をもてなす施設として使われていました。 文化十一年(1814)に、江戸時代の儒学者であった頼山陽が鞆の豪商、大坂屋に招か...

れて、「山色が紫で、流水が清い。山水の景色が清麗で、朝暮の眺望の殊によいこと」という意味の四字熟語として『山紫水明』を考案し、同年に読んだ漢詩 「対仙酔楼記」 の中で、窓から見える仙酔島や瀬戸内海の景色を「山紫水明処」と模写したとされ、この四文字熟語の語源とされています。また、当主からの求めで楼門を『対仙酔楼』と名付け書を残しています。

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