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松江市
親藩越前松平家(松江藩)の城下町として発展してきた、山陰最大の人口を誇る島根県の県庁所在地です。古代から、奈良時代と多くの遺跡が南部の意宇川下流域、中海周辺などで発見されていることから古くからの人々の足跡が見受けられます。風土記以前からの朝...
酌の市など、中海圏域がアジアとの玄関口として繁栄していたことを窺い知ることができ、黄泉比良坂など神話に出てくる地も多く残ります。また、中海から来て大橋川下流の南岸矢田町と北岸朝酌町を結ぶ船である「矢田の渡し」は風土記時代からいまだに現存しており、出雲王朝ー大国主命や事代主神から大和王朝に権力が譲られたという「国ゆずり」の神話による「青柴垣神事」「諸手船神事」は今も美保関町で行われています。そして明治維新後に松江は島根県都となり、明治 22年 (1889年) 4月 1日に市制が施行され、松江市となりました。
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