4
映画『RAILWAYS 』
『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』 一畑電車沿線の出雲市(旧平田市)出身の錦織良成監督が島根3部作の最終作として平成22年(2010年)に俳優の中井貴一さん主演で制作された映画です。 東京で順風満帆な生活を送...
っていた主人公の母が倒れ、久々に島根に帰郷した際に、家庭を顧みてこなかったこれまでの人生、そして今後の人生について考えているうちに、自分が子供の頃の夢だった「一畑電車の運転士になる」ことを実現すべく会社を退職し、一畑電車に中途入社するという物語です。映画の中でのもうひとつの「主役」であったのが、昭和3年製造のデハニ52と昭和4年製造のデハニ53の2両の一畑電車で日本でも最古参級とされおり、自動化された客用ドアを持たない営業用の電車としても日本で最後の車両となっています。現在では営業運転を終え、デハニ53は雲州平田駅構内で体験運転用の車両として活躍し、デハニ52は出雲大社前駅で展示されるなど、今でも一畑電車の一員として大切にされています。
次のポイントへ ポイント選択へ戻る