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山陰 ⑤出雲大社Ⅱ

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御本殿

「天下無双の大廈(二つと同じものが無い壮大な神殿)」と称えられる御本殿は、延享元年(1744年)に御造営されており、昭和27年(1952年)に国宝に指定されました。わが国最古の神社建築様式のひとつである大社造りの代表的建築物です。高さは24...

メートルにも及び切妻造り・妻入りの建物で、屋根には優美な曲線が与えられ、屋根の両端で交叉させた千木(ちぎ)、屋根の上の棟に直角になるよう平行して並べられた鰹木(かつおぎ)が付けられています。また、平面は九本の柱が田の字型に配置された正方形の間取りとなっており、天井には八雲の図が描かれています。この御本殿には大国主大神が御鎮座され、御客座五神として天之常立神(あめのとこたちのかみ)・宇麻志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)・神産巣日神(かみむすびのかみ)・高御産巣日神(たかみむすびのかみ)・天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)の別天神5柱の神と大国主大神の御子神である和加布都努志命(わかふつぬしのみこと)(牛飼神)がお祀りされています。

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