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福山 ②鞆の浦周辺

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小松寺

臨済宗、妙心寺派で安元元年(1175年)に、平安時代末期の将軍、平清盛の長男である重盛が境内に自作護身の阿弥陀仏像を安置して建立した寺院。 重盛が「もし、この松が天に伸びれば平家は栄え、地に這えば平家は衰退するだろう」と言い残した手植えの松...

(樹齢850年の偉容を誇っていたが、昭和二十九年の台風によって倒伏)や、寿永2年(1183年)に遺髪を持参され建立された五輪塔が安置されております。また、北朝初代天皇の光厳上皇から「新田義貞討伐」の院宣を得て、足利直義らと軍議を重ねた場所とも言われており、いかに平氏や足利氏との縁が深かったかを物語っています。また、朝鮮通信使の常宿にも使用され、琉球使節団としてこの地を訪れ、弱冠22歳の若さで病死した楽師・向生(しょうせい)の供養塔『琉球司楽向生碑』も建立されるなど、時の足跡が数多く残されています。

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