明圓寺

浄土真宗、真宗大谷派（東本願寺）末寺の寺院。 天文年間（1532年～1554年）山田村に天台宗として創建されましたが、歴仁元年（1238年）に真宗に改宗され、室町末期（1570年～1580年）に、この地に移転され現在に至ります。 戦国時...

代末期に行われた、浄土真宗本願寺勢力と織田信長との戦いである石山合戦では、当時の住職が備後門徒を集め、毛利軍と共に織田信長と戦った功績により「松江山明圓寺」という寺号をいただいたと伝えられています。また、境内には珍しい袴型の鐘楼があり、江戸時代初め寛永21年（1644）に朝鮮鐘の形式が取り入れられて作られ、鞆に残る2つしかない貴重な鐘のひとつとして残されています。

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