1ニコニコ観光

福山 ③沼隈町周辺・平家の里

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殿坂神社

800年程前、能登原は三方を山に囲まれた天然の良港となっており、操船の名人と呼ばれ、あたりの海を支配していた斐中次郎(このみちちゅうじろう)がこの地に加井城(かいじょう)を築いたとされています。彼のすぐれた操船技術は 「磯間(いそま)の三将...

」 と呼ばれ、平家の将軍、平重盛(たいらのしげもり)や平智盛(たいらのとももり)、能登守教経(のとのかみのりつね)に操船術を教えていたとされています。その後、斐忠次郎は屋島の合戦で敗れた平家一門と共に西海に逃れたことで、斐屋敷は取り壊されましたが、村人は「斐の殿様」と尊敬し続け、屋敷跡に殿坂神社を建て一族を祀ったと伝えられています。

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